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2007年4月14日 (土)

甲州路の桜見物

先週見そびれた甲州の桜見物の続きです。例年ですと冬の寒さを耐え忍んだ体が,温かくなった風をとても心地よく感じ,何となく散歩したくなるものです。今年の暖冬は,春になって急に冷え込んだ日が続いたと思ったら,いつの間にか東京・横浜の桜は散ってしまいました。ぽかぽか陽気でないと桜の花を見る楽しさが半減してしまいます。甲州路の桜を見ていると花の香りを運んでくる風がとても体を暖めて春を実感できました。

Dsc_7295 まずは先週日没後にライトアップを期待して向かった,慈雲寺のイトザクラからスタート。既に花は落ちていたがその大きさは,遠方からもその存在感をアピールしていた。平成17年12月26日に山梨県教育委員会が県の天然記念物に指定した。

慈雲寺

Dsc_7298 イトザクラの枝はバランスよく隣との距離を保っている。こんな木々を見るといつも,今は亡き恩師の言葉を思い出す。『一木一草一鳥一魚全てこれ自然の師なり』 『見てみなさい,木々の枝はお互いにぶつかり合うことなく整然と太陽の恵みを皆,平等に受けている。人間の腕は直ぐに周りの人達に邪魔扱いをして肩肘張っているではないか。疲れるよな~』

Dsc_7302 境内の周り一面に桃畑が広がっていた。

勝沼から中央高速で須玉まで移動,実相寺に向かう。

Dsc_7341 釜無川橋からの南アルプスが一望できる。

釜無川橋

Dsc_7338 右から甲斐駒ヶ岳(2,967m)

Dsc_7332_2 その左側に地蔵岳(2,764m)

Dsc_7335 観音岳(2,841m),薬師岳(2,780m)と鳳凰三山が続く。

Dsc_7350 本日天気晴朗なれど風強し(昔,おじいちゃんが言っていた言葉とチョット違うみたい)。暖かい風が,花吹雪を舞い散らす。

Dsc_7377 山高の神代桜で有名な実相寺の境内に入ると,右にチョット隠れてしまっているが,甲斐駒ヶ岳からアサヨ峰,鳳凰三山を背景に,散り始めた桜の手前に水仙やチューリップが見頃を迎えていた。

Dsc_7410 甲斐駒ヶ岳を真後ろに見るとこんな感じです。

Dsc_7395 昭和52年4月に身延山久遠寺から移植された枝垂れ桜もすっかり花は散っていた。

Dsc_7398 葉桜となってはいるが見事な枝振りだ。またもや,恩師の言葉が思い出される。

Dsc_7356 樹齢2000年と言われている神代桜の姿は様々な想いで見られていることだろう。花が散っていた所為もあってカメラでその全貌を捉えることは出来なかった。下から支える棒の多さに,2000年もの年月を生きてきた巨木の全身は余りに痛々しく感じた。しかし,老木とは言え毎年枝先に咲かせる見事な花びらは見る人に勇気と希望を与えてもいる。

Dsc_7353 これが神代桜の根回り13.5mに達する樹齢2000年の幹。

Dsc_7371 神代桜の後方には右に甲斐駒ヶ岳。

Dsc_7364 左にアサヨ峰。

Dsc_7404 さらに,その左に鳳凰三山。実相寺を建立し,桜の並木を植えるときには既に,南アルプスを庭の背景に取り入れていたのだろう。

神代桜

Dsc_7416 山高から真原に向かう途中で雄大な八ヶ岳を見ることができた。

Dsc_7452 真原桜並木は甲斐駒ヶ岳へと続く。

真原桜並木

Dsc_7425 間近に迫る甲斐駒ヶ岳の迫力に圧倒される。

Dsc_7449 北に目をやると桜並木の上には八ヶ岳の連峰も間近に見える。

甲州の桜見物ツアーを充分楽しんで,締めは今日も夜桜見物。

Dsc_7470 上田城千本桜祭りの人の群れに押し流されながら,お掘りの周りをぐるりと一周。

Dsc_7475 三脚も立てられない人込み状態で,ロープの際に胡座をかいて座り込む。膝に抱えたカメラのアングルファインダーを覗き込んでシャッターを押す。

Dsc_7482 人通りの少なくなった裏道で三脚を立てて静かにシャッターを押す。本日の長い花見見物はこれにて終了。

上田城址

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