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2007年10月27日 (土)

紅葉乗鞍から雪の麦草峠

昨夜泊まった箱根を後にしたのは9時30分だった。台風20号の風雨の中,御殿場経由,東富士五湖道路から松本まで中央道路を突っ走る。何度も通った国道158号線野麦街道を沢渡方面に快適にクルージング。西穂高,白川郷,上高地,涸沢へと通うたびに素通りを繰り返した,前川渡の交差点。いつでも行ける,いつかは行こうと思っているうちに紅葉の時季も終わろうとしている。今日は,ホンの少しでも,2時間ほどで良いと思って様子見ドライブに出た。

710_7028_2 前川渡大橋の左右の紅葉が雨に濡れて綺麗だが車を止め損ね,しばらく走って前川隧道に入る手前で車を停めた。

小大野川

710_7100 御池。

御池

710_7064 左カーブから直線に変わったとき,真正面に飛び込んできた真っ赤なモミジ。

温泉宿 さつ木荘

710_7082 思わず傍に寄ってみた。

710_7052 番所大滝の水量は台風20号の雨を集めて堰を切ったように流れ落ちている。

番所大滝

Cimg3571 深く切れ込んだ渓谷の岩肌にも紅葉が飾られている。

710_7046 滝壺から更に下流の両側は深い渓谷を創り出している。

台風の雨足は少しも衰えず,暗くなるのも早かったので,八千穂に向けて走り出す。松本から諏訪までの長野道・中央道を一気に走り抜け,国道299号線を麦草峠越えで八千穂に向かう。

蓼科高原

茅野から蓼科高原辺りまでの国道は所々降った雨が道路上を滝のように流れ下ってくる。時々,前輪ではね上げた水はフロントガラスに叩きつけられ,視界を遮る。時々,対向車も下りてきながら水をはね上げてくる。この先,降雨量??ミリ以上になると通行止め!! なんて,無かったよな~。所々路肩が水で隠れているような状態で,何度も通ってカーブの様子が判っているから何とかなったが,初めて通る場所だったら,恐ろしい。

道路の冠水地帯を抜けると,鹿の群れ(3~4頭)に二度出くわした。ヘッドライトに光る目で判ったのと,カーブからいきなり図体が浮かび上がってお互いにびっくりした出合だった。最近増えた鹿たちも人間慣れしてきたのか,直ぐに逃げ出さず様子を見るようになった。こちらの出方を見ながら少しずつ,距離を置きながら離れていく。

蓼科高原を抜けて,冬季通行止めのゲートを過ぎるころにはヘッドライトに照らされる路面の色が灰色に見えてきた。所々にあったものが,徐々に繋がってきて明らかに4本の轍の部分が黒くなっている。雪?が,積もっているの??? まさか,ワイパーで拭いているのは明らかに雨であって,雪でもミゾレでもない。が,やはり雪だった。春に降るみぞれまじりの雪が積もった状態で,タイヤではね上げる音も水分を多く含んだシャーベットだった。

しかし,高度を上げるに従って,ここは名前の通りメルヘン街道になった。ヘッドライトに照らされて,路面の雪も先程よりも白さを増し,両側の木々には白くデコレーションされたクリスマスツリーが並び始めた。まだ,10月なのにスッゴク得した気分で,カーブの度に外側の木々がヘッドライトに照らされて横に流れていく。

と,メルヘンチックになれたのもここまで。左カーブの外側に路肩を通り越して道路の外側に乗り捨てられている乗用車一台。このカーブを曲がり切れずに突っ込んだんだ。我が愛車は4WDスタッドレスで,す~い,す~い。 ??ン?? なんで,11月にもなっていないのに,我が愛車はスタッドレスを履いているんだ。今年の春にタイヤの溝を見て,今度の冬は履けないな。夏タイヤに履き替えず,スタッドレスで履き潰している最中の,冬タイヤとしてはツルツル状態のタイヤだったことを思い出す。急に慎重運転になったもののメルヘンチックな街道は続いている。

日向木場展望台

日向木場展望台を過ぎるころには,最悪登り切れなければ麦草峠越えを断念して,下道で八ヶ岳をぐるっと半周する覚悟で上った。やっとの思いで麦草峠を越え,下りの雪道を上り以上の時間をかけて,下りるつもりでいたが,何故か下りは雪が少なくて助かった。白駒の池の駐車場付近では雪は殆ど無くなっている。西側蓼科高原と東側八千穂高原では全く雪の状態が違っていた。

最後のおまけは,間抜けな雄鹿の話。八千穂高原も標高1400m辺りまで降りてきたとき,やはり左カーブを曲がった直後,いきなり現れた雄のホンドジカは角がまだ枝分かれしていない,おそらく今年生まれた若造と思われる。カーブからいきなり現れたので彼も驚いたろうが,威風堂々2~3mの距離でも長い間見合ってしまった。こちらも,角で突つかれたくないので,動かずに見ていた。彼は何を思ったかいきなり山側を駆け上がろうとした。山側はコンクリートのブロックを積み重ねた急峻な法面で,ガードレールの谷側もその下はかなりきつい斜面になっている。ブロック法面の目地の隙間に爪をかけ,前足・後ろ足を交互に2回,3回と蹴りながら登った。え~!!まさか,この斜度を登れるんだ~。高さ2mぐらいは上っただろうか。後ろ爪が外れて,そのままずる,ずる~と,滑り落ちてしまった。やっぱり,無理だった~。と,彼は照れるようにこちらをチョット見た後は国道を下っていき,ガードレールを飛び越えるかっこよさも無く,障害物競争のようにその下を潜って,闇夜に消えていった。

先程,蓼科高原側で見かけたホンドジカは2~3匹の雌集団だが,雄は単独行動するようだ。今まで何度か見かけているが,立派な角を付けていた雄鹿も単独だったし,雌は母子の集団行動をとっているようだ。

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