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2008年3月 2日 (日)

侮れない八千穂高原の冬

昨日の温かさに気が緩み,表に出てみて驚いた。気温 -12℃。弥生月になったとはいえ,やはり,八千穂高原の冬は侮れない。

803_4002 標高2,000m以下の山々は雲海に沈み,御座山(2,112m)の山頂が少し見えるだけ。雲海からの日の出を期待して,昨日の温かさ(八千穂高原では0℃は温かい?)と同じ感覚でカメラを構えて日の出を待つ。風もないのに体の芯まで冷えてきた。慌てて,防寒着を重ね着する。

803_4017 6時19分。期待に反して,これといった変化の無い日の出だった。雲海に頭を出しているのは,甲武信岳(2,475m),その右に国師ヶ岳(2,592m),朝日岳(2,579m),金峰山(2,599m)。いつもその手前に並んで見える,小川山(2,418m),瑞牆山(2,230m)は雲海に沈んでいる。

803_4032 日の出とともに稲子道に移動して,先着のお二人のカメラマンの邪魔にならないように,硫黄岳の顔を拝む。

803_4035 石楠花尾根にも朝陽が差し込む。

803_4039 落葉松純林も冬の間は赤く染まったり,白く飾られたりして,緑の新緑の時にも増して変化を楽しませてくれる。

803_4054 レストハウスふるさとではモルゲンロートの浅間山を狙って写真教室のカメラマンがそれぞれの作品創りに余念がない。

この冷え込みに駒出池では氷の華が咲いているのかな?期待して降りてみることにした。日の出前から八ヶ嶺橋でカメラを構えていたカメラマンは同じ場所でまだ,頑張っている。駒出池の入口では同じく氷の華の状況を知りたがっていた人ともすれ違う。

803_4071 昨日が温かかったからなのだろうか,今日の冷え込みにも駒出池には氷の華は咲いていなかった。

803_4117 その代わり,氷の牡丹華が咲いていた。

803_4078 駒出池の周りには人が入り込まない木々の間には,風に刻まれた雪面の彫刻に,カラマツのマツボックリが埋もれている。

803_4064 その周りを可愛いリスが駆け回って雪の上に小さな足跡を残している。時に,立ち止まり,周囲を見渡したり,勢い良く木に駆け登り,枝先に止まっている小鳥にちょっかいを出したりして,仕草がとても可愛かった。残念ながら,動きがあまりにも早すぎるのでカメラを構えるよりも,肉眼で追いかけるのがやっとだった。

803_4127 ここもリスのフィールドです。

803_4134 駒出池の上空に筋雲が流れていた。

803_4131_2 む~?今日は天気もいいし,今度はどこに行こう?

再び,レストハウスふるさとから稲子道へと下り,八岳の滝前まで来た。ここでも,駐車スペースに3~4台止まっている。う~ん,今日はお客さんがずいぶん多いな。八岳の滝はまた後日。今日は北相木の三滝(大禅の滝)に行ってみよう。

803_4141 稲子湯を下って行くと開けた平原に大きな岩が現れる。

803_4159_2 雪に覆われた畑が小さな北海道のように思える。

803_4177 国道141号線に出てガソリンスタンドに寄ったため,一本,道を間違えたおかげでワイドな八ヶ岳を見ることができた。ビューポイントは【この辺り】

803_4180 明け方雲海に隠れていた御座山(2,112m)も違う角度,近い距離で見ると全くイメージが違う。ビューポイントは【この辺り】

803_4202 三滝で一番大きな大禅の滝は流石にその大きさ(落差30m)で圧倒される。

803_4230 近付いて見る。落差の大きな下の部分は跳ね返る水滴の半径も大きく,凍った氷筍は上に伸びるに従って,落下する落差が無くなり,跳ね返る水滴の半径も小さくなってくるから,下から上に伸びるに従って細くなるのかな?

803_4219 三月に入ってしまい,氷が出来上がった上に雪も積もってしまったため,ブルーの色が白い雪に隠れてしまって残念だ。二月の中旬が一番良い時季だったようだ。

803_4208 何とか見つけたブルーアイス。

803_4227 汚れの少ない部分が少なくなっている。ビューポイントは【この辺り】

帰りがけ,駐車場には駒出池で氷の華を気にかけていたカメラマンとすれ違い。今日は,井出和彦さんのヤチホドットコム情報を見て来た人とずいぶんすれ違ったようだ。

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コメント

>菅平から鳥居峠を周り東部湯の丸高原を駆け巡っていました。
日曜日はレストハウスふるさとから浅間山の左側の湯ノ丸高原付近は雲に隠れて見えませんでしたね。実は,前の週,にアクシデントが無ければ,この日は菅平にいたはずなんです。のスキー仲間が滑っていましたので,レストハウスふるさとから菅平方面を気にしながら見ていました。
それにしても,hide.Iさんも三週間連続で八千穂を訪れているんですね。なんだか嬉しくなってしまいます。また,いずれお会いしましょう。

投稿: Marron | 2008年3月 7日 (金) 00時04分

実はこの日は、朝四時から「TVのCMでは雪原をジャンプしながら走る車」を駆って菅平から鳥居峠を周り東部湯の丸高原を駆け巡っていました。Marronさんの菅平の画像に触発されて霧氷を期待してのことでした。残念なことにこの日は菅平・湯の丸方面は雲があり、全く光線状態がペケで、菅平は素通り、湯の丸の一部に霧氷がついていましたが光線がなく撤退してきた次第です。駒出池でお姿を拝見しお声掛けしましたが道路から池の水面を見た限りでは華がなさそうでしたので、一週間前の池の華の画像で我慢することにして池に来る途中で見た八千穂村役場から299に入った辺りの木々に前の晩の降雪でついていた淡雪の「霧氷もどき」を撮影しに戻りました。三滝へ行ったのはこの後のことでした。Marronさんの画像とても楽しみにしています。今後ともよろしくお願いします。

投稿: hide.I | 2008年3月 6日 (木) 13時51分

hide.Iさん,はじめまして。ご覧いただきありがとうございます。
「氷の華」は咲いていますか?のお問い合わせに,これから駒出池に降りようとしていたため,華の状況をお答えできませんでしたが,「氷の華」という言葉を伺い,この方は相当な八千穂通であろうと推測いたしました。私も,八千穂高原が大好きなんです。これからも,よろしくお願いします。
TVのCMでは雪原をジャンプしながら走る車でも,圧雪されていない深雪では足を捕られますね。も雪道のスタックは二度や三度ではありませんが,それでも突っ込んで行ってしまいます。しかし,最近は歩きながら見る風景の良さも感じ始めました。
hide.Iさんもそのおかげ?で,入口付近の雪解けの湯川の河原で春めいた一日を締めくくれたようですね。

投稿: Marron | 2008年3月 6日 (木) 10時47分

いつも拝見しています。駒出池で氷の華を気にしていたものです。三滝では状況ご教示ありがとうございました。三滝の後、湯川に行ってみました。氷の渓谷は二週間前に撮影し、一週間前に再度行った時に車をスタックさせてしまったのでビビッて入り口で駐車し、入り口付近の河原に降りて雪解けの湯川の撮影を楽しみました。すっかり春めいていた一日でしたね。毎回楽しみにお気に入り登録で拝見しています。

投稿: hide.I | 2008年3月 5日 (水) 23時50分

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