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2009年11月29日 (日)

七色ダイヤモンドダスト

気温‐3℃。八ヶ嶺橋からレストハウスふるさとに上り,東の空が厚い雲に覆われて,朝焼けは期待できないと思いつつ,御座山展望駐車帯に向かう松原高原線のヘッドライトに照らされるカラマツの木々はウッスラ白く見える。御座山展望駐車帯に到着し,朝焼けを待つも雲が厚くていっこうに焼ける気配が感じられない。朝焼けが見られないと判れば,さっきの白い正体を見つけに戻ることにした。小海リエックススキー場のトンネルを脱け,レストハウスふるさと方面に上る松原高原線は冬季一番滑りやすい路面のカーブが続き,緊張しながら走らせる場所だ。

八ヶ岳橋のカーブの手前直線部に停車し,周りを見てみると,予想通り白の正体は霧氷だった。車を降りて,まだ薄暗いなかで周囲を確認していると,頬にヒンヤリとした刺激が伝わる。肉眼では解らないが,ヘッドライトに照らされた部分がキラキラしている。雪は降っていないのだが,小さな粒が舞っている。

911_3334 茨沢川に架かる八ヶ岳橋のヘアピンカーブを過ぎた辺りの駐車帯に車を止め,

911_3421 カラマツの霧氷純林を観賞する。

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911_3430 日の出時刻は過ぎたのだが,朝陽は顔を出してくれない。

911_3442 ふるさと付近まで戻ってくると,霧氷の付き方も少なくなっている。

911_3466 レストハウス下のレンゲツツジ畑の様子を見てから,朝陽が少し顔を出し始めているので,もう一度茨沢川の駐車帯に戻ってみる。

911_3505 朝陽に反射して銀色に輝く霧氷観賞を期待して待機していると,茨沢川の谷間を背景に朝陽の木漏れ日がキラキラと反射し始めたので,夢中でシャッターを切る。虹色ダイヤモンドダストの出現だった。

子供の頃からスキーに親しみ,顔や耳は寒風に曝しても耐えられるようになっていて,何時ぞやは耳たぶに氷柱が下がっていて,凍傷になったこともある。今日の頬にヒタヒタと感じるのは何なんだ? 凍傷にもなるような気温では頬の感覚も無くなり,冷たさなど感じなくなるものだが,-3℃位では頬にも感覚が残っているため,冷たさを感じるのだと,勝手に納得している。

薄暗いなかでヘッドライトに照らされてキラキラ輝いていた正体がこれだったのか。ダイヤモンドダストは-10℃以下の極寒でできるもの思っていたので,まさか-3℃位で見られるものなのだろうか? この日は茨沢川の水温が高めでこの谷の雰囲気が過飽和状態になりやすかったのか? 自然の贈り物をアレコレ考えず,ありがたく頂いておこう。

911_3607 もう少し陽が出ていれば,カラマツの霧氷も銀色に輝いていたのだろうが,ダイヤモンドダストが消えてしまってからは陽が出てこなかった。

911_3670 レストハウスふるさとでも霧氷は付いていたし,

911_3664 ダイヤモンドダストも飛び回っていた。

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